りんごには色んな食べ方があります。
今回は栄養が必要な育ち盛りのお子さんが、りんごを食べるメリットについてご紹介します。
ではスターティン!
りんごは栄養豊富!ポリフェノール
りんごには、ポリフェノール成分が多く含まれています。
ポリフェノールといえば緑茶の「カテキン」が有名ですが、りんごに含まれるポリフェノールには様々な成分で構成されています。
その多くを占めているのがプロシアニジンという成分です。プロシアニジンはポリフェノールの中でも最も抗酸化作用が高い成分です。
りんごの皮付近に最も多く含まれていると言われていますが、果肉の部分にも含まれているのでそのまま食べても皮をむいても摂取ができます。
りんごは栄養豊富!抗酸化作用
「抗酸化作用」とは体のサビを取り除いてくれる作用です。
サビとは「老化」を意味します。
老化は睡眠不足、外食などの食生活(食事の偏り)、激しい運動、ストレスなどがあげられます。また老化は子どもにも該当します。
特にストレスの場合、血流が悪くなってしまい、回復時に活性酸素が発生します。
活性酸素は酸化させる力が強く、体に入り込んだ細菌を分解する殺菌作用が高い酸素です。
活性酸素は過剰に発生すると細胞が老化してしまい、疲れやすい体になってしまいます。
抗酸化力を高めることで免疫力の低下を防ぎ、疲れにくい体づくりが可能となるのです。
りんごは栄養豊富!子どもの発育に良い
りんごにはポリフェノール以外にも食物繊維やカリウムが含まれていて、子どもの成長には欠かせないミネラルが豊富です。
そして、りんごは83.1%が水分でできていて、残りの16.9%に栄養がたっぷり詰まっています。
りんごの食品成分
食品成分
重
量
単位
kcal
g
g
g
g
g
g
mg
mg
mg
mg
mg
g
g
61
83.1
0.2
0.3
16.2
0.2
0
120
4
5
0.1
6
0.5
100
出典:「日本食品標準成分表2015年版(七訂)」文部科学省より引用
カリウムは筋肉を正常に保つ働きを持ち、食物繊維(ペクチン)はビヒィズス菌が増えてお腹の調子を整えたり、ポリフェノールには虫歯予防に効果があります。
りんご成分には、子どもの発育にとてもおすすめできる果物なのです!
りんごは栄養豊富!りんごの食べ方
抗酸化力を高める食べ方で1番効果的なのは
生で食べるのがベストです!
栄養を逃さない食べ方は「スターカット」とよばれているカット法がおすすめです。
スターカットとは、りんごを横にして輪切りにするカット法で真ん中の芯の部分が星の形に見えるためスターカットと呼ばれています。
皮の面積が少なく、皮や皮近くに含まれる栄養をむだなく摂取することができます。
子どもにも食べやすいカット法で、芯の部分を型抜きすると、見た目もかわいいので子どもも喜びます。 型抜きするときは、子どももお手伝いしたがるので親子で一緒に楽しめて食育ができます。
星★の穴からちらっ。かわいいりんごと喜ぶ娘です(笑)ちなみに娘は「王林」が好きです。
また、抗酸化作用が高いプロシアニジンは熱に弱く、体の中で持続する力がないため何回かに分けて食べるのがおすすめです。
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まとめ
「1日1個のりんごは医者を遠ざける」というイギリスのことわざがあるようにりんごは子どもに限らず大人にも食べるメリットがあります。
高血圧予防、コレステロールを下げる、美容効果や肥満予防などが上げられます。
昔、りんごダイエットが流行りましたが、ダイエットにも効果的な成分が含まれています。
ママさんは美活に、お子さんは風邪に負けない体づくりとして是非この機会に1日1個、生活に取り入れて、りんごの効用を試してみてください。