どうやって教えたらいいのかなぁ。
今回、我が家の娘がしりとり遊びができるようになるまでの流れをご紹介します。
3歳の子どもが挑戦!しりとりができるようになるためには
まずしりとりができるようになるためには…
①単語の語尾の音をききとることができる。
②その音が頭につく言葉をさがすことができる。
この2つができないとしりとりはできません。
低年齢の頃はひとつひとつの音を意識していないので特に長い言葉になるとききとりがきちんとできません。
例えば我が家の娘は「コーンフレーク」を「コンフレート」と言っています。
他にも「ポップコーン」を「ポッコポコーン」といったようにひとつの音を意識できていません。
言葉をひとつひとつ音節で分けて聴きとり、注目できれば一つの音に文字を当てはめることができるようになってきます。
しりとりができるようになるためには ①音節分解を理解しよう
音節分解とは
例)「たまご」であれば「た」「ま」「ご」となります。
【 やり方① 】
言葉を発しながら手を叩き、ちゃんと音に分けて叩けるかどうかを試します。
「た・ま・ご」と言いながら手を3回叩きます。
「に・ん・じ・ん」と言いながら手を4回叩きます。
たまごはできました!次は1文字増やして「に・ん・じ・ん」に挑戦。
「じん」として1回になってしまい「じ・ん」と分けることができませんでした。
このように色んな言葉を発しながら手を叩いて、できるようになるまで楽しみながら行います。
子どもができない言葉は、パパママさんも一緒にやって正しく音を分けて手を叩きましよう。
お子さんが途中で嫌になってしまったら無理やり続けることはせず、少し時間を置いたり、次の日に行うようにしましょう。
【 やり方② 】
言葉を文字にして発する。
このように落書き帳に言葉を分けて文字にします。指を指しながら読んでいきます。
慣れてきたら、有名なしりとり歌になっている「こぶたぬきつねこ」がわかりやすいので指でさしながら読み上げます。
リズムに合わせて歌いながら遊ぶとより楽しめますね。
(しかし、うちの娘は歌がメインになってしまい集中力が途中で切れて中断となりました。)
※我が家では「こどもちゃれんじほっぷ」を受講しています。
ほっぷ5月号で届いた教材では音声タッチペンはてなくんを使って音節分解を学ぶことができるのでこちらのブックも活用中です。
こどもちゃれんじほっぷ5月号で遊んだ感想【2020年版】
※対象者(2016年4月2日~2017年4月1日生まれのお子さん)向けの内容です。 我が家の子どもは現在こどもちゃれんじを受講中。 こどもちゃれんじ ほっぷでは「やりたい!」を引き出し「できた!」を育 ...
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参考
しりとりができるようになるためには②まずは親がお手本をみせよう
音節分解がある程度できるようになってきたら、子どもにしりとりがどんな遊びなのかを親が一人でしりとりをしてお手本をみせます。
ポンイトとしては、単語の語尾の音を強調して子どもにもききとりやすいようにします。
しりとりができるようになるためには③ことば集め遊びをながらしりとりに移行していこう
ことば集め遊びは、例えば「あ」から始まる言葉をお題として子どもに質問します。
できるだけたくさんの「あ」の言葉を集めます。
お子さんが悩んでいる時は、親がヒントを出してあげて答えさせます。
「あり」、「あめ」、「あひる」・・・
ある程度、言葉集めができたらしりとりに移行していきます。
はじめは単語の語尾の音を強調し、ことば集め遊びのように「●」から始まる言葉はなに?と質問しながら進めていくと徐々にできるようになってきます。
しりとりができるようになるためには④えほんやじてんを活用しよう
しりとりが自然とできるようになるえほんもたくさんあります。
えほんやじてんを活用して楽しむこともできます。
ここではいくつか気になったえほんをご紹介します。
【こども ことば絵じてん】
2歳〜6歳向け
語彙(約2,900語)を五十音順に収録されています。「どうぶつ」などのテーマ別項目も随所に配置されていて楽しく敬語の基礎が学べるじてん。
【しりとりしましょ!】
「あ」からはじまる、たべものしりとりあいうえおのえほん。「あ」から「ぽ」まで67音で楽しくしりとりがはじめられます。
【ぶたたぬききつねねこ】
0歳からみれるしりとりあそびのえほんです。声をだしながら読むと楽しさアップ!
【たべものやさん しりとりたいかい かいさいします】
3歳向け〜しりとりえほん。
商店街で「しりとり大会」が開催され、各お店がでるおはなし。おすしやさんはネタが長くしりとりになっていたり、きちんとストーリーになっていて大人が一緒にみても楽しめます。
【ねずみくんのしりとり】
2歳〜5歳向けのえほん。
ねずみくんとおともだちのたのしいしりとりがはじまります。
3歳の子どもがしりとりに挑戦した結果
我が家の娘は、しりとりが全然できなかったのですが、音節分解を意識するような遊びを取り入れてからはしりとりができるようになりました。
低年齢の子どもはまだ知らない言葉も多く、長く続けることはできないので何度も同じ言葉を使ってもOK。など、ゆるいルールから決めて遊んでいます。
「●」から始まる言葉は?と質問しながらの時もありますが、子供のペースに合わせて楽しんで遊べることが第一です。
しりとりは語彙力や記憶力、発想力が身につく知育としてとても良い遊びの一つです。
ぜひ遊びに取り入れて、親子でコミュニケーションをとりながら楽しんでみてください。